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音楽クラコ座vol.13は、いまやヨーロッパで知らない人はいないデンマークの作曲家、シモン・ステーン=アナセン1の、(おそらく)本邦初オール・アナセン・プログラムです。
デンマークの作曲家、シモン・ステーン=アナセン(Simon Steen-Andersen、1976〜)は、ビデオ・プロジェクターや電気エフェクトなどを自作品に積極的に用い、演奏者の動きと音との間に起こる「ずれ」や「歪み」を意図的に強調する。鑑賞者はその不一致に戸惑い、両者が本来不可分のものであることを強く意識させられる。二つの室内楽作品シリーズを軸にした、本邦初の全アナセン作品プログラム。
シモン・ステーン=アナセン
ベルリンを拠点に活動する作曲家、演出家。音楽、パフォーマンス、演劇、振付、映画などのカテゴリーを横断するアプローチで、音楽パフォーマンスや演劇に取り組んでいる。ロイマート賞(2024年)、カール賞(2024年、2020年、2015年)、SWRオーケストラ賞(2019年、2014年)、マウリシオ・カーゲル音楽賞およびシーメンス作曲家賞(2017年)など受賞多数。2016年よりベルリン芸術アカデミー、2018年よりスウェーデン王立音楽アカデミー会員。2018年からはスイスのベルン芸術大学で作曲とミュージックシアターを教え、デンマークのオーフスにある王立音楽アカデミーの准教授を務めている。
プログラム
隣のそばのその向こう 2003-6
NEXT TO BESIDE BESIDES
#0 (cello)
#5+#7 (piccolo, piano)
#2+#5 (saxophone & piccolo)
#0+#2+#6+#7 (cello, saxophone, violin, piano)
弦楽器のための習作 2007-11
Studies for String Instrument
#1 (violin & viola)
#2 (violin)
#3 (cello, video)
エチュードNo.1 1999
Etude No.1 (piano)
実現への険しき道 2007/14
Difficulties Putting It into Practice (performers)
出演
ピッコロ → 丹下聡子
サクソフォンなど → 磯貝充希
ピアノ → 内本久美
ヴァイオリン→ 二川理嘉
ヴィオラなど →江頭摩耶
チェロ → 野村友紀
エレクトロニクス → 安野太郎(ゲスト)
公演情報
会場:愛知県芸術劇場・小ホール
日時:2025年2月24日(月・祝)16:00開演(開場15:30)
入場料・お申し込み
全席自由 一般3,000円、学生1,500円(前売・当日とも)
Peatix▶https://qulacoza13.peatix.com/
音楽クラコ座公式サイト▶https://qulacoza.net/?page_id=254
プレイガイド▶愛知芸術文化センタープレイガイド052-972-0430
※平日10:00-19:00、土日休日10:00-18:00、月曜定休(祝日の場合は火曜休)
芸術文化振興基金助成事業
- Simon Steen-Andersen(1976-)は、日本では「アナーセン」と表記されることが一般的ですが、現地の発音は「アナセン」が最も近いとのことなので、音楽クラコ座ではそのように表記します。 ↩︎