音楽クラコ座vol.13「ゆがむ共振・アナセンの視えるオンガク」

情報解禁です!
音楽クラコ座vol.13は、いまやヨーロッパで知らない人はいないデンマークの作曲家、シモン・ステーン=アナセン1の、(おそらく)本邦初オール・アナセン・プログラムです。

公演情報
会場:愛知県芸術劇場・小ホール
日時:2025年2月24日(月・祝)16:00開演(開場15:30)

入場料・お申し込み
全席自由 一般3,000円、学生1,500円(前売・当日とも)

Peatix▶https://qulacoza13.peatix.com/
音楽クラコ座公式サイト▶https://qulacoza.net/?page_id=254
プレイガイド▶愛知芸術文化センタープレイガイド052-972-0430
 ※平日10:00-19:00、土日休日10:00-18:00、月曜定休(祝日の場合は火曜休)

芸術文化振興基金助成事業

  1. Simon Steen-Andersen(1976-)は、日本では「アナーセン」と表記されることが一般的ですが、現地の発音は「アナセン」が最も近いとのことなので、音楽クラコ座ではそのように表記します。 ↩︎

音楽クラコ座vol.12「対位法は変容する」

対位法……この言葉を聞いてあなたは何を思い浮かべますか?
「なんだか難しそうな理論かなあ」とか、クラシック音楽を少し囓ったことのある方ならば、バッハとか古楽関連でよく聞く言葉?でもその実態はよく知らない。そんな感じではないでしょうか。

しかし、13世紀の中世から現代にいたるまで、対位法はいまも生きてます。対位法は、作曲上の規則、技法ですが、思想でもあるのです(またまた難しそうな)。

現代音楽専門団体である音楽クラコ座は、脈々と続いてきた対位法の歴史を振り返りながら、今この時代の音楽に対位法がどのように現れているのかを、コンサートプログラムにしてみました。題して「対位法は変容する」です!

助成:公益財団法人 三菱UFJ信託芸術文化財団

「トーカイ・サッキョクカ!#2」集中リハーサル

集中リハーサルが始まりました。
リハーサルの模様をちょっとだけご覧ください。

こちらは新曲を書いていただいた坂田直樹さん。

中の人は、思わずこんなことも呟いてしまいました。

「生で聴かないとわからないものがある。」

これ、今回ひしひしと実感しています!

ご予約は前日2月22日まで受け付けております。

坂田直樹さんの新作

「トーカイ・サッキョクカ!#2」唯一の新曲は、坂田直樹さんに書いていただいたソプラノサックスのための「カンデラII」です。

この曲は、2022年に書かれたクラリネット作品のサックス版とのことですが、坂田さんはこの曲を書くに当たって、サクソフォンの運指を決めていくために奏者と協働がしたい、つまり「作品が出来上がってから曲をさらい始めるのではなく、制作過程そのものにも深く関わっていただくようなスタイル」を望まれました。これはまさしく、新作が出来上がるための重要なプロセスです。サックスの磯貝さんも「是非」ということで、実現したのが以下の動画です。

コロナのおかげ? でこのようなリモート作業も普通になりました。
2月23日の初演を是非お楽しみに!